グローバル動物記憶アーカイブ

動物の物語、追悼記録、公開資料に基づく記録、人と動物の共生の記憶を長期保存する公益アーカイブです。

動物の物語

Polo:ボルチモアの火災で赤ちゃんを体で守った家庭犬

2016-08-14 米国メリーランド州 Baltimore
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2016年8月、米国メリーランド州ボルチモアで住宅火災が起きた。Erika Poremski が車のそばへ出た直後、家が炎に包まれていることに気づいた。8か月の娘 Viviana と家庭犬 Polo はまだ2階にいた。濃い煙と火勢で彼女は中へ入れなかった。消防士が到着すると、Polo が自分の体で Viviana を覆っていた。子どもは負傷したが助かり、Polo は火災で命を落とした。TIME は CBS News の報道をもとにこの出来事を記録し、Erika Poremski 提供の Viviana と Polo の写真を掲載した。

米国メリーランド州 Baltimore | Polo

日常の中へ突然火が入り込んだ

公開報道によれば、火災は2016年8月の日曜日に起きた。Erika Poremski は短時間車の方へ出ただけだったが、振り返ると家は炎と煙に包まれていた。8か月の娘 Viviana は2階におり、Polo も屋内にいた。

Polo:ボルチモアの火災で赤ちゃんを体で守った家庭犬
Viviana と Polo。画像出典:TIME ページのローカル保存。TIME のキャプションは Erika Poremski 提供としている。

母親がたどり着けなかった階段

Poremski は何度も家へ戻ろうとした。TIME が引用した CBS News の報道では、煙があまりに濃く階段を越えられず、燃える扉の一部が落ち始め、彼女自身も手と顔に火傷を負った。子どもが中にいると分かっていながら、火と煙に阻まれた。

消防士が見たもの

消防士が入ると、Polo が Viviana を体で覆っていた。Poremski は後に、娘の火傷が主に腕と体の側面にとどまったのは Polo が守ったからだと語った。Polo は助からなかったが、最後の瞬間に赤ちゃんと火の間へ自分を置いた。

収録する理由

Polo の物語は整った奇跡ではなく、命で支払われた守護である。訓練も命令もなく、英雄について考える時間もなかった。ただ家族と暮らし、家族を愛し、最も暗い瞬間に自分の体で炎を受け止めた。本アーカイブは、家庭動物の愛が沈黙していても、子どもの命を支えるほど重いことを記憶するために Polo を収録する。

時系列

  • 2016-08 ボルチモアの住宅が火災となり、Viviana と Polo が屋内に残された。
  • 火災中 Erika Poremski は何度も救出を試みたが、濃煙と炎に阻まれ火傷を負った。
  • 消防救助 消防士は Polo が Viviana を覆っているのを発見。子どもは助かり、Polo は火災で亡くなった。
  • 2016-08-20 TIME が報道し、写真を Erika Poremski 提供と記載した。

公開資料

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